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2021年8月5日
あなたにとって、不動産投資のゴールとは何ですか? ゴールを決めず、ただ漠然と資金を投入するだけでは、いつまでたっても成功したという実感を得る事は出来ません。自分にとってのゴールを見定め、それに向けて進んでいく事が必要です。今回は不動産投資のゴールとは? をテーマにお話しします。
不動産投資を始める際には、具体的な目的=ゴールを決めておく事は非常に重要な事です。ゴールを決めておく事で、初めて具体的に動くことが可能となります。具体的な目的が決まると、具体的な道筋が定まってきます。
買った値段より高い値段で売却する事で売却益(キャピタルゲイン)を得る事が目的であるのなら、これから数年かそれ以上掛けて地価の上がっていく場所に物件を見つける必要があります。再開発計画のある地域や、新路線、新駅が計画されている地域などです。
一般的に、その不動産投資が成功したのか失敗したのかがハッキリするのは、所有していた不動産を手放した時だと言われます。実際に手放すときにならないと、最終的な収支が確定しない為です。その為、不動産を取得する際には、どれくらいの期間持ち続けて、幾らくらいで手放すつもりなのかを常に考えておく必要があります。このことを投資やビジネスの世界では、「出口戦略」と呼びます。
不動産投資の目的が”節税”であるなら、木造の中古物件に投資するべきかもしれません。建物には、その造りに応じて耐用年数が決められている為、鉄筋コンクリート造りなどと比較して耐用年数の短い木造建築物件が向いていると言えるのです。しかも、築年数22年を経過している物件であれば、償却期間は4年であるので、比較的短期間で多くの経費を計上することが可能です。
減価償却期間が終わると、住民税や所得税の負担が一気に重くのしかかってきます。どのタイミングで手放すのかはここでも重要なポイントになってきます。仮に、築22年の木造賃貸用アパートを1500万円で購入して、減価償却が終わる5年後に手放すとします。
取得から5年後の時点で手放すのであれば、5年間で得られる節税効果が500万円であれば、5年後に1000万円以上で売却できなければ、その投資は成功だったとは言えません。ちなみに取得から5年以内の売却を短期譲渡、それを超える期間経過後の譲渡を長期譲渡と呼び、両者の間では税率が異なってきます。
賃貸用不動産を所有し、そこから入って来る家賃収入(インカムゲイン)を老後資金とすることも一つの目的=ゴールとなります。
長期にわたり物件を所有して、利益を得続ける必要があります。その為には、築古の中古物件ではなく新築か、築浅物件の必要があります。また、空き室が出ても埋まり易い都心部か駅近くの物件が適しています。
所有している賃貸用不動産を、生涯手放すつもりがないのであれば、出口戦略ではなく、自身が亡くなった後の相続対策について考えておくべきです。
今回は、不動産投資を始める際に決めておきたい、ゴール別の投資戦略についてお伝えしました。どの地点をゴールにするかは投資家毎に異なりますが、適切な戦略を立てて成功へ辿り着いてください。