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2019年8月19日
不動産投資で収益が思ったほど上がってこない場合、その改善策としてまず思い浮かぶことは空室を減らすことでしょう。
確かに、物件の魅力を高め、入居率を上げることは不動産投資における収益改善策の王道といえます。
しかし、収益改善策は空室対策だけではありません。他にもあります。
今回は、空室対策以外の収益改善策について考えていくことにしましょう。
簡単な話ですが、収益を改善するための方法は2つです。
一つは、入ってくるお金を増やすこと。
もう一つは、出ていくお金を減らすことです。
それぞれの具体的な方法について見ていきましょう。
所有している物件に庭などの広いスペースがある場合、そのスペースを有効活用する術を考えてみましょう。
この場合、まず考えられるのは駐車場にしてしまうことです。
もちろん、そのニーズのあることが大前提ですが、月極駐車場やコインパーキングにすると家賃収入以外にも収入源を確保することができます
それに、駐車場があれば、その物件自体の魅力も向上しますので空室対策にもつながることとなります。
また、スペースの有効活用ということであれば、場所によってはトランクルームでもいいでしょう。一定の需要がありますので、駐車場ではなくトランクルームを設置するというのも一つの手です。
ジュース類の自動販売機を設置してみるという手もあります。
それほど大きな額が見込めるわけではありませんが、うまくいけば夏場などは数万円程度のもうけを手にできる可能性もあります。
また、自動販売機には照明のおかげで防犯対策になるというメリットも存在します。
建物の管理を業者に委託している場合、その管理費用をチェックしてみることも大切です。
会社によっては実際の管理業務をまた別の業者に丸投げして、中間マージンだけを抜き取っているケースもあり、そのようなケースでは管理費が割高になりがちです。
費用が安く信頼できる管理会社を探して管理委託を変更するとか、場合によってはメンテナンスや清掃など個別の業者と直接契約を結ぶというのも有効な手段となります。
加入した頃はそれでよいと思っていた保険契約の内容も、時間の経過とともに現状とマッチしていないものになっている可能性があります。
現状に即した適切な内容で契約しなおすことで、支払い保険料を低く抑えられる可能性もあります。
融資を受けている金融機関に対して金利を下げてもらえるよう交渉したり、より条件の優れた別の金融機関にローンの借換えを行うというのも有効な手段です。
もちろん、収益改善策のメインは空室対策です。
そこをおろそかにせず、そのうえで今回説明したような手段を含めた別の収益改善策も行うというのがベストでしょう。
なお、出ていくお金ばかり抑えるようにすると経費が下がり、結果として納税額が増えるということにもつながりません。
バランスの取れた収益改善策を実行することが大切です。