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不動産投資の損益分岐点

不動産投資の損益分岐点

不動産投資をする際に最も重要と言ってもよいものが、損益分岐点ではないでしょうか。損益分岐点とは不動産の場合、経営に係る様々な経費を収益でカバーできる損益が0となります。この金額以上は収益となり利益を得られる売上高の事をいいます。今回は不動産の損益分岐点について見てまいりましょう。

不動産投資とは

一言で言ってしまえば、まず不動産を入手しその不動産を運用し家賃収入を得る、入手した不動産を売却し売却益を得るといった事です。まず不動産を入手しなければ始まらないのがこの投資の最大の特徴です。

従って最初に係る経費は結構な金額が必要という事になります。勿論、手持ちの資金から始められる方は物件を購入する資金は必要ないものですが、殆どの方は銀行などの金融機関からこの資金を借り受ける方が殆どです。

借り入れたお金から投資を始める場合、その借入金の返済というものが必要になります。毎月の返済額は勿論、千差万別です。借入額が大きい場合は毎月の返済額もそれなりに大きいものといえます。その返済金は基本的に賃貸料などで賄う事が考えられます。

入ってくる賃料が返済額を超える場合その差額が収益という事になります。万が一、超えなければ収益はマイナスという事になり金融機関に支払う額は持ち出しという事になってしまいます。投資ですのでこの二通りの事は必ず避けては通れない道です。

損益分岐点

上記の不動産等における収支と支出の関係を考える上で重要になってくるものが損益分岐点です。これは不動産投資を管理する指標となる概念であり、最も投資をするうえで意識して考えなければならないものです。

不動産の投資における損益分岐点は運用時と売却時の二つがあり、それぞれ別のものですので分けて考えてみましょう。まず再度確認するなら損益分岐点とは、投資における利益がマイナスでもプラスでもない0の状態となった時の売上高の状態の事をいいます。

●運用時の損益分岐点
まず運用時ですが、この場合支出は物件の管理費・修繕費などの物件に係るあらゆる経費と借入金の返済額です。これに対して収入となる売上高は家賃収入です。この場合の損益分岐点は運用時の支出と収入がイコールの金額が損益分岐点となります。

●売却時の損益分岐点
不動産投資をする場合は運用益のみを考えるのではなく売却時まで含めた総合的な損益分岐点も考えておく必要があります。

この場合運用時期の支出とそれに加えて売却時の支出・購入時の支出の全てを合計した支出と、運用時における総家賃収入と売却時の売却収入の合計額が、不動産売却時の損益分岐点となります。

以上が不動産投資における損益分岐点の考え方です。この分岐点を上回れば収支はプラスで投資における運用益が出たという事で投資は成功という事になります。下回れば投資はマイナスという事です。

まとめ

不動産投資は投資の中でも安定投資と言われています。これは株などと比較してという事であって投資という意味では同じです。投資に絶対はありません、従ってしっかり損益分岐点などの計算をなさってから始める事をお勧め致します。