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2022年3月9日
不動産投資は目的を明確にしておく事が非常に重要になってきます。その理由は、目的によって不動産投資の手法も大きく変わり、得られる投資効果も変わるからです。今回は、目的タイプ別に合わせた不動産の手法について見ていきたいと思います。
不動産投資の主な目的として「セミリタイア」や「副収入」で始めたい方も多いと思います。このような目的の場合、キャッシュフローの出る物件で利回りが高くつくものを探しています。
キャッシュフローの出る物件とは、不動産収入からローン返済額や管理費などを引いた額の事で、どれだけ大きく残すかがポイントになるでしょう。
資産形成(副収入)を目指している方は、次の2つの種類に分かれます。
〇高利回り派
お勧めの物件は、物件価格が安価で高利回り運用に適した「郊外」「築古」の分譲マンションや戸建てが狙い目です。もしくは低価格で購入できる木造・軽量鉄筋アパートなども良いでしょう。
物件のタイプは、都市部までのアクセスが便利な事です。入居率が安定し、家賃相場が堅調になります。
セミリタイアが目的の場合、このような高利回り物件を何件も買い足していき、不動産収入だけで生活できるようになることを目指します。しかし、このような割安な高利回り物件は、入居者の需要が高くないため、空き室問題を防ぐ為の賃貸経営力が必要になります。
〇キャッシュフロー派
個人属性が高く銀行融資と返済比率があう、もしくはある程度の資金が手元にある際には、RC1棟マンションがお勧めです。こちらなら1棟で毎月100万円以上の不動産収入を得る事も可能なので、スムーズにいけば1棟でセミリタイアが実現できます。
ただし投資範囲が大きいため、失敗した時のリスクも大きく出てしまいます。きちんと知識を身につけてから挑戦したい分野です。また資産を安く購入し高く売ることで得られる収益を得るキャピタルゲインという投資方法もあります。
しかしこの手法はハイリスク・ハイリターンのため副業としてはお勧めできません。まずはインカムゲイン(家賃収入狙い)で資産を増やし、たくさんの知識と資産を身に付けたところで挑戦したい分野です。
稼いでいる個人や企業が、所得税の圧縮を目的として、不動産を購入することがあります。不動産の経費にかかる費用で赤字が出た場合、本業などの課税所得から赤字分を差し引く事が出来るのです。つまり実質的な節税効果があります。
この場合、高利回りよりも節税の源泉である物件の比率が大きいもので、転売する時にも値下がりしにくいものを探しています。そこでお勧めなのは、都心物件や区分マンションです。都心は、土地の時価は高いですが、固定資産税の評価では低く見積もりされます。
物件は、都心でも郊外でも変わりませんので、都心の物件の方が建物の金額が高く出やすい傾向にあります。さらに都心物件ですと、売却する際にも売れやすい傾向にあります。
区分マンションは土地より建物比率が高く、減価償却を多く計上できるのでお勧めです。
建物は、減価償却という経費にできます。建物比率が大きいと節税になるというわけです。
不動産投資はその目的によって手法が変わり、その手法によって投資効果も変わるものです。そのため目的に合わせた不動産スタイルを選択する事は重要です。そして目的が決まれば、明確な目標も立てる事ができるでしょう。