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2018年10月12日
【はじめに】
「お金がないから友人とルームシェアしたい」「婚約者と同棲したい」そういったときに有効な手段として「連名契約」というものがあります。
今回はその連名契約のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
基本的に賃貸の契約は一人の名義で行います。そしてその契約者の年収などをみて審査をして契約に至ります。しかし契約者の年収が極端に低かったり、学生であったりした場合審査は通りづらくなります。
そこで「連名契約」の出番です。連名契約とは入居者全員を契約者にして行う賃貸契約で、一人一人の年収が低くても審査に通りやすくなります。
では誰でも連名契約にしたらオールOKかというとそうではありません。連名契約にもメリット・デメリットがあります。ひとつずつ見ていきましょう
・メリット
メリットは上にもあるように「審査が通りにくい方でも賃貸契約ができる」ことです。
収入が合計できないカップルや友人同士のルームシェアに向いています。またそういった場合家賃・光熱費は入居者で割った分になるので、リーズナブルに賃貸契約を結ぶことができます。
・デメリット
2人で連名契約をするときは必然的に大きな間取りの部屋を探します。しかしそういった2人用の間取りの物件は少ないのが現状。賃貸サイトで「2人入居可」「ルームシェア可」で探しましょう。
カップルが破局したり、ルームシェアの友人が途中退去したときデメリットが発生します。今まで賃貸料は人数分で割った分しか払っていませんでしたが、契約途中で退去したとしてもその支払い義務はなくなりません。
連名契約では途中退去した場合でも、退去した人を名義欄から名前を外すことはできないので、家賃だけでなく原状回復の義務も果たさなくてはなりません。
また年配の大家さんは婚約者同士とはいえ、婚前の同棲に難色を示すこともあります。友人同士のルームシェアには一層難色を示すかもしれません。そういった場合には、入居者同士の親を連帯保証人につけて信用を得る方法もあります。
一方、友人同士のルームシェアは騒音の原因と考える方もいますので、十分に説明をする必要があります。
いかがだったでしょうか?今回は連名契約についてまとめてきました。
今回は借りるときのことに焦点を当てていますが、契約途中から同棲を始め連名契約にしたい方もいらっしゃるでしょう。そういった場合は、事前に大家さんに相談をしたり契約書を改めて読んで同居ができるかどうかをしっかり確認しましょう。
またどのケースでも「どちらかが退去した場合はどうするのか?」など万が一に備えて連名契約を行いましょう。