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2017年12月19日
利子率は、元本に対する利子の割合を言います。お金の貸し借りに対する“料金”とも言えます。借りる時は利息が低い方が助かりますが、預金の場合には元本が増え難くなってしまいます。投資での資産形成に目を向ける方も多いのではないでしょうか。利子率と投資についてお話しましょう。
もし、100万円を借りて、101万円返すという場合、100万円に対して1万円を支払っているので1%の利子率ということになります。
『利子(1万円)÷元本(100万円)×100=利子率(1%)』
銀行預金などお金を預けて受け取る側の場合には利子、借りて支払う場合には利息ということが多くなっています。
また、実際の金額で表す時には「利子
と「利息」、レート(%)で表すときには「金利」、「利率
、「利回り」といいます。
利子率が高い預金、投資信託があれば、資産を増やしやすいですね。
お金を借りるときのことを考えると、利息が低い方が手残りを確保しやすくなります。
ここで不動産投資をするときのことを当てはめてみましょう。
不動産投資は、不動産を購入するときに融資を受け、賃貸に出すことで収益を得られます。
他の投資では、融資を受けたお金で収益を生みだす仕組みを使うことはできません。
1 『株式などを購入』配当や売買の差額で収益を得る
2 『預金や投資信託』より高い利子が期待できるに資金を預ける
3 『不動産投資』借りたお金でレバレッジを利かせて大きな賃料収益を得る
不動産投資の特徴は、所有する資産よりも大きな資金を動かして、収益を手にできるところです。
①では、どれくらいのリターンが上がるのか確証が得にくく、ハイリスクハイリターンな投資です。
経済情勢、市場の動向をどれだけ読めるかがカギになります。
②、③は利子率の影響を受ける投資で、①よりもリスクの低い投資といえます。
②は利子率が高い場合にはある程度のリターンが望めますが、元本割れのリスクが高まります。
不動産投資では、資金の融資を受けて不動産購入をし、預金や投資信託よりも大きなリターンを得られる可能性があります。
・低金利⇒ローンにかかるお金が抑えられる
・低利子⇒不動産事業で運用したほうがリターンを望める
せっかくの資金を金融機関に寝かせて置くだけではもったいないですし、収益物件に替えることで資産形成を加速させる事ができます。
不動産投資は、自己資金が少なくても、投資活動が行なえますし、低金利のうちに参戦しておくのは賢い選択といえるのではないでしょうか。