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2018年9月5日
【はじめに】
最近多いマンションの近隣トラブル。この記事を読んでいるみなさんにもなにかしら経験があるかと思います。その中でも、もっともメジャーなものは「騒音」ですが、意外にも「水漏れ」によるトラブルも多くあるようです。
今回は集合住宅における水漏れについて見ていきましょう。
「水漏れってそんなに頻繁に起こるものなの?」と思うかもしれませんが、実はマンション管理会社では、月に一度は上がってくる困ったトラブルです。生活に水は欠かせないものなので多く起きるのでしょう。
ケース別に水漏れトラブルを見ていきます。
・部屋内の水道部品の劣化
近隣トラブルにはならないかもしれませんが、水漏れトラブルの原因の多くを占めています。蛇口やトイレの部品などの劣化により、チョロチョロと水が漏れてしまいます。大した量じゃないからと放っておくと、シミやカビの原因になり、予想外の被害になることもしばしば。
緊急対策として給水元栓を一度止めて、修理業者を呼びましょう。
元栓を閉めることでムダな水道料金を抑えることができます。
トラブルに備えて給水元栓の位置・操作方法を確認しておくとよいでしょう。
・水の出しっぱなしによる水漏れ
近隣トラブルで一番多いケースです。
「お風呂にお湯を張ったまま寝てしまった」「子供がキッチンの水を出しっぱなしにして、そのままにしていた」などなど。
理由は様々ですが、階下への水漏れは大きなトラブルになります。被害に遭った部屋は、しばらく住めなくなるだけでなく家財道具がダメになってしまうことも多く深刻な損害になるでしょう。また加害者の方も水道代金が莫大になり、双方ともにいいことはありません。
・施設の老朽化
上の階からの漏水で疑われるもう一つの原因が、建物内のパイプの老朽化。穴が開いていたり、つなぎ目が歪んで水が漏れることがあります。こういったことは水道管でもありますが、汚水管でも同じことが起き得ます。こうなると衛生上よくないので迅速に対応しましょう。
こういった水漏れ被害で生じた修理費用や水道代金はだれが補償するのでしょうか?
水道部品や施設の劣化が原因の場合、オーナーは適切な施設維持をする必要があるため、これはマンション施設の劣化はオーナー負担になることが多いです。
次に水の出しっぱなしによる被害。
この場合は、加害者の負担になります。ただし賃貸の契約の際に保険に入ることが義務付けられている場合があるので、その保険「個人賠償責任保険」での補償が可能です。
家具などに深刻なダメージがあった場合は個人での補償は難しくなるので、保険には必ず加入することをオススメします。
いかがだったでしょうか?
今回は漏水トラブルについて見てきました。
漏水トラブルはよくあるものであり、被害も深刻なので気を付けましょう。そして万が一のためにも個人賠償責任保険を完備して契約者にも安心して暮らせるようにしたいものです。