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2017年2月24日
株式投資でも不動産投資でも目標を持つことは大切なことです。どのような目標を持つかは、投資家によって異なるとは思いますが、ある程度の資産を持っているのであれば、資産を倍増させるというのもひとつの目標として良いかもしれません。
資産の倍増といっても運用額によってその難易度は変わります。極端な話をすると10万円を20万円にするのと、5000万円を1億円にするのとではその難しさは全く異なります。少額の運用では失敗をしても損失が限定的であるためハイリスクハイリターンの運用を行うことができますが、高額になるとハイリスクハイリターンの運用は難しくなるからです。
ある程度の資産を倍増させるためには、その実現に向けた計画を明確に立てることが必要になります。そして、一度立てた計画は無理が出てきたら見直しを随時行ってください。計画に縛り付けられることで、無理な運用を行う事態になることは避けなければいけません。
仮に定期預金の金利で資産の倍増を考えてみることとします。金融機関の定期預金の金利が0.05%だとすると、この金利で運用を続けた場合に資産が倍増するのにまでには1440年程度掛かることとなります。この結果をみると、預金や貯金で資産を倍増させることは現実的ではありません。
もし、株やFXで運用しているのであれば、仮に複利で2%程度の運用を行っているとします。2%の複利運用であれば、36年程度で倍増となります。ちなみに株やFXでの運用は10%程度の運用でプロ並みの運用レベルとなります。一夜にして倍増というイメージもあるかもしれませんが、それは全てを失いかねないハイリスクな運用をした結果であると思っていただいて間違いありません。
不動産投資における資産倍増は少し話が変わります。株やFXなどと異なり、資産価値の把握が難しいからです。しかし、資産の倍増を所有する投資不動産の価値の倍増だとすれば、比較的容易に達成が可能なのではないでしょうか。
例えば5000万円の不動産の運用を行っているとした場合に、当該資産の価値が高く、キャッシュフローも順調に得られているのであれば、当該資産を担保に組み入れることで、他の物件を購入する際に金融機関の融資を受け易くなります。不動産投資ではこのように既存の所有不動産を担保にして、融資を受けることで資産倍増が達成しやすい投資だといえます。
また、ミドルリスクミドルリターンと言われるように、株式やFXほどのリスクを負う必要もありません。しかし、融資を受けての資産倍増であれば、長期に渡る資金計画が大変大切です。この資金計画を始め、物件選定の基準が資産倍増のための計画において最も重要な部分ともいえますので、しっかりとした計画を立てましょう。