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【プロパティマネジメント】不動産投資と損失について

【プロパティマネジメント】不動産投資と損失について

投資というのは、元本割れのリスクを持ちながらも、経済活動に参加して新たな収益を生むシステムを開拓するものです。
不動産投資の場合には、投資すべきところには投資して、付加価値が生まれる事で資金の回収ができる性質があり、金融市場と比べると投資家がコントロール出来る面が大きいと言えます。
不動産投資と損失の考え方についてお話しましょう。

■不動産投資の魅力

不動産投資は、低金利時代のいま、2~5%稼げるだけでも充分魅力があります。
他の投資ジャンルでは、長いスパンで見ると株式市場への投資でそのくらいの利益を得ている方もいますが、株式価格は市場の動きに大きく左右されますし、急変したときに大きくもうけることがあれば大きく損失を出すこともある性質を持っています。
その点、不動産投資の場合には、そこまで大きな急変が起こることは少なく、物件の付加価値を上手くコントロールすることが出来れば、大きな損失を避けられます。
しかも、家賃収入はある程度読む事が出来るので、収支の予測が立てやすい投資ジャンルなのです。

■不動産投資で成功するには?

物件の付加価値をコントロールするには、どんな事をすれば良いのでしょうか?
たとえば、築20年の中古マンションを投資目的で購入したとして…
A.そのまま当時の雰囲気のまま入居者募集
B.アクセントクロスで今風の雰囲気にして入居者募集
当然、若い年代の入居希望者ならBを選ぶと思いませんか?
実際のところ、入居者募集の時には、クロスの張り替えなどのリフォームをするオーナーは多いですが、そのセンスが問題なのです。
コストは、それほど大きく変わらないのに、一面だけターコイズブルーのクロスを使うだけで、北欧雑貨の似合う雰囲気になるから不思議です。
都心のマンションは、購入さえすれば借り手が絶えないと思い、手を加えずに入居募集をする場合がありますが、他のオーナーが見逃してしまうような一手間をかけることで、人気物件になることもあるのです。

■資産管理を総合的にするには?

内装業者や建築業者にツテがあり、修繕が必要な場合、入居希望者の評価が上がるリフォームを施すと、物件価値が上がります。
プロパティマネジメントをとくいとする業者では、物件の価値をどう上げていくか、資金のフローをどう考えるかなど、顧客の資産管理に広く目を向けているので、大きな損失をだすキケンはとても低くなります。
狙ったターゲットに戦略的にアピールして、築年数の相場よりも高い家賃設定が可能になる場合もあるのです。
損失を恐れるだけでなく、投資をして、しっかり回収できるサイクルをみつけて、素早く動くことが不動産投資成功の秘訣でしょう。